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2014-09-13 21:00:00
カラーしてパーマして、さらに明るくしたいからブリーチして
今度は真っ直ぐにして…
自宅では毎日アイロンやコテ・ブローもしっかりするなどなど…
美容師だったら髪へのリスクが
想像できるからゾッとするはず!!!!!!!
でもお客さんたちって習慣だから?!
髪にダメージを与えている感覚はなく
毎日、自分を鏡で見ていると…
髪の状態は傷んでいない!と思い込んだり。
比べるものがないため、感覚が麻痺して
普通にカラーやパーマ等何でもできると思ってしまう…
カラーやパーマ・矯正をする上で髪の中のタンパク質、脂質や
水分(髪の余力)が必要なんだけど
薬を使うことによりこれらが、徐々に外にでていってしまうの。
そのため、髪の中は穴(ダメージホール)ができてしまい
また、施術を繰り返すことにより
穴の範囲は…どんどん広がっていく。
タンパク質・脂質がどんどん減少してしまうため
髪の中は空っぽになっていき
カラーパーマ矯正の薬が反応しなくなり
いずれは施術が不可能になってしまうのです…
そう、髪の余力が確実に削られていくので、
出来る施術の幅は確実に狭まっているの!
当たり前のことですが、
「薬をつけた分、髪は確実に傷んでいっています!」
だからホームカラーやホームストレートパーマは
出来るだけしないでほしい^^;!!!
営業で髪の余力を確認する際
髪の中をのぞけるわけではないので、明確ではないが…
髪を触ったり・水で濡らしたり!!
ストランドチェック(薬の反応を見る)をしてみたり!!
培った経験と指先の感覚で基準値を出し判断していく。
過剰なトリートメントの皮膜などにも
惑わされないように、美容師も客観的にみています!
のはず…^^;
傷んだ髪は
元の健康毛には残念だが、
今のところ元には戻らないです…
それは髪が自己再生できない
死滅細胞だから!
一度ダメージホール・穴が空いた髪を擬似的に埋めて
一時的に処置することは出来ても
復活したり治るなんて事はないんです…
度重なるダメージの蓄積で、(ハイダメージ毛)場合の
一番の対処法は「カットすること!!」
それが一番リスクが少なく、最短で解決します。
又は、訳あって切ることができなかったり、
どうしても切ることに抵抗がある方には
ハイリスク覚悟のうえ、ビビリ毛修繕を
行うこともありますが、正直おすすめではないの…
とどめを刺しかねませんからね^^;
例えビビリ毛を上手く誤魔化せても
調子がいいからといって、
ホームカラーすれば
再発する可能性は大いにあり!!!
それをまた修正かけると
更なるリスクがあることは
言うまでもないですね^^;
素人のお客さんが錯覚をするのはまだわかりますが!!!
プロである美容師が
「このパーマは傷みません」
「自然派のカラーなので安心です」
「サロントリートメントを
やった分だけ髪がよくなります」
と勘違いしてお客さんに、しわ寄せが来ることもありますね。
一番怖いのは美容師も錯覚に陥らないようにしないとね…
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